膝や股関節など、関節にこたえるのが「寒さ」ですよね。
毎年冷えてくると膝の痛みが悪化するという方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では冷えが原因で出てくる膝の痛みを解消するための対策についてお伝えしていきます。
この記事の目次
寒さが原因の関節痛に対する3つの対策
こんにちは。大阪市住吉区にあるリーフはりきゅう整体院。
院長の笹原健太郎です。
寒さが原因の膝の痛みでお悩みの方、本当に多いです。
そんな方が来院された場合、当院では以下の3つの対策をしっかりとしてもらっています。
お風呂にしっかり浸かる、運動で体を動かす
寒さが原因の場合、単純ではありますが逆の温めることをしてあげると効果的です。
近年、デスクワークやスマホなどを見る時間が長いため、同じ姿勢で体を硬めてしまうか方が多いです。
その上、お風呂に浸からずに毎日シャワーなどで済ましてしまうと、体の緊張を緩められる時がありません。
そんな体のまま、さらに寒さで体を冷やしてしまうと、余計に体を硬めてしまう。
その結果として、膝の痛みなどの関節痛につながってしまうのです。
この内容をみて「ドキッ」とした方は、今日からでもお風呂にしっかり浸かる、適度な運動を心がけるなどの行動を取るようにしましょう。
体は冷やすといいことはありません。
寒さで痛みが悪化する人は、まず温める対処を取るようにしましょう。
腸を温める食生活をする
先ほどお伝えした対処法は、外から温める方法です。
それだけでなく、体を内側から温める方法を実践すれば、血流が良くなり、寒さからくる膝の痛みを改善することができます。
その方法が、食生活の見直しです。
特に、腸を温めるために毎日の食事に気を使うだけでも体全体を温めることができます。
そういった食材を料理に取り入れることで、自然と腸も温まっていきます。
では、どういったものが腸を温めてくれるのか?
✔︎高たんぱく低カロリーの食品を積極的に摂取する
体を温めるためには、たんぱく質が必要です。
たんぱく質が不足すると体だけではなく、体の内側も冷やしてしまいます。
たんぱく質を含む食品はたくさんありますが、高たんぱく低カロリーの食材だと体や内臓を温めるだけではなく、筋肉を作るのにも欠かせませんしダイエットにも繋がります。
●鶏のささみ
●まぐろの赤身
●豆腐
こういった食品は高たんぱく低カロリーの代表的な食品なので、積極的に摂るようにしましょう。
この時、豆腐やまぐろの赤身も冷たいまま食べるのではなく、温めて食べるとさらに腸を温める作用が発揮されます。
白いものよりも黒いものを摂取してミネラル等をくまなく摂取する。
よく「健康や美容のために黒いものを食べる」という方法があります。ここでよく言われている黒いものというのは、
●ひじき
●ワカメ
●黒豆
といったものですがこれ以外でも「黒いもの」にはいいものがたくさんあります。
「黒いもの」にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。ビタミンやミネラルが不足すると、体はど冷えやすくなってしまいます。
よく「砂糖は体を冷やす」と言いますが、これは白砂糖のことを指していて精製する時に砂糖に含まれるミネラルが取り除かれてしまうことで、「冷えやすい」と言われています。「黒いもの」は身近にたくさんあります。
●白砂糖より黒砂糖
●うどんより蕎麦
●白米より玄米
こうったものを選んで、食品から効率よくミネラルやビタミンを摂取するようにすれば、腸を冷やす環境を回避することができます。
「土の中で育った野菜」や「冬が旬の野菜」で冷えない体を作る。
野菜は健康や美容のためにいいので、積極的に食べている人も多いと思います。しかし、野菜にも「体を温めてくれるもの」と「体を冷やすもの」の2種類があります。
体を温めてくれる野菜といわれているものには以下のようなものがあります。
ごぼう、人参といった土の中で育った野菜
かぼちゃ、イモ類といった冬が旬の野菜
こういった根菜類や冬が旬の野菜には、血行を良くするビタミンEや血管の機能を良くするビタミンCが含まれているため、体を温めてくれる効果があります。
この反対に、体を冷やす野菜というのもあります。
●キャベツ、レタスなどの葉物野菜
●トマト、キュウリなどの夏野菜
●スイカ、バナナといった南国で育つ野菜(果物)
南国で育つ果物や野菜は、
「食べたら体が涼しくなる」
という特性があります。
なので「トマトやレタスなどを寒い時期にサラダでたくさん食べていると、体はどんどん冷えてしまうそうです。
寒さで膝の痛みなどを引き起こしている方は、身体が腸から冷えないように食材選びに気を使ってみてはいかがでしょうか?
サポーターなどで冷えから身を守る
膝の痛みになると、まず頭に浮かぶのがサポーターではないでしょうか。
強い痛みがあるときは、サポーターで固定することで膝にかかる負担を軽減することができます。
しかし、寒さからくる膝の痛みとなると話は違ってきます。
固定するサポーターは、膝関節を安定させるのには向いてますが、冷えを防ぐ保温を目的とした場合は向いていません。
逆に膝周りが圧迫されるため、血流が悪くなり余計に膝の痛みが悪化するケースもあります。
寒さによる冷えから膝関節を守る場合は、固定力の弱いサポーターをオススメしています。
遠赤外線のものや、保温用のものなど様々な種類のサポーターが売っていますので、固定用のものを選ばずにそちらを選ぶようにしましょう。
なぜ、冷えると膝の痛みが悪化してしまうのか
寒さによる膝の痛みの対処法についてはご理解いただけましたか?
では、次に冷えが膝の痛みにつながる理由について説明していきますね。
血流が悪くなり筋肉が硬くなる
寒さで一番影響を受けるのが筋肉です。
筋肉は冷えると血流が悪くなり一気に硬くなります。
このように筋肉が硬くなって膝の痛みが出る時には症状の出方に特徴があります。
①朝起きて立ち上がる時に痛い
②長時間椅子に座っていた状態から立つ時に痛みが出る
③歩き出すと痛みがマシになる
朝の起き始めや椅子に長時間座るなどの時間が長くなると筋肉は硬くなります。
硬くなった筋肉は動作のし始めに痛みが出やすい特徴があります。
そのため、硬くなった筋肉を使う瞬間に痛みがでてしまうのです。
歩き出すと筋肉を使うため、硬くなった筋肉は徐々に緩んできます。
その結果、歩くことによる膝の痛みが軽減してくるのです。
上記に当てはまる人は、寒さによって筋肉が硬くなっているかもしれませんよ。
地面からの衝撃が膝関節にかかりやすくなる
これも筋肉が硬くなることが原因になってきます。
膝周りの筋肉は、膝の曲げ伸ばしをするためだけではなく、地面からの衝撃を和らげるクッションの働きもしています。
筋肉の柔軟性が高いと、このクッション作用がしっかりと働いてくれるため、膝関節にかかる負担が軽減されます。
しかし、筋肉が硬くなるとクッション作用が働かなくなり、膝関節だけでなく股関節や腰への負担が増してしまいます。
地面からの衝撃は毎日かかるものなので、筋肉が硬いか柔らかいかで、体にかかる負荷は全然違ってくるのです。
クッション作用が低下して、膝の痛みを悪化させないためにも、寒さで筋肉を硬めてしまわないように注意しましょう。
まとめ
寒さは膝だけに限らず、あちこちの痛みに影響を及ぼします。
特に説明してきたように筋肉への影響が大きいため、体を温める対処をしっかりと行い、筋肉を柔らかく保つようにしましょう。
筋肉が柔らかいと膝関節にかかる負担は軽減され、膝の痛みは出にくくなります。
今回の対処法をぜひ実践していただき、寒さで冷えても痛みの出ない膝関節を目指していきましょう!
追伸
大阪にあるリーフはりきゅう整体院に膝の痛みを抱えた方が多く来院されます。
その時にいつも感じることが、膝の痛みが治らない原因を知らない方があまりにも多いということです。
痛みには必ず原因があり、その原因に対して正しい対処ができれば痛みは解消されるのです。
しかし、整形外科や保険適応の整骨院では、膝の痛みが治らない原因に対しての説明までしっかりしてもらえないのが現状です。
私はそういった方々を1人でも多く救ってあげたい。
そういう想いで、LINEにて個別で相談を受け付けております。
また、少しでも正しい情報を伝えるために、健康情報を無料で定期的に配信しています。
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