「膝が痛くてヒアルロン酸注射を週1回打ちに行っていたのですが、全然痛みが改善されないんです。このまま私の膝は治らないのでしょうか。。」
「膝の痛みを早く良くしたいのでヒアルロン酸注射を打ちに行ってるのですが、本当これで良くなるんでしょうか?」
当院には、このような悩みを抱えている大阪にお住まいの患者さんが数多く来院されます。
このブログをご覧のあなたも、同じ悩みを抱えているのではないでしょうか?
そこで、このブログ記事では、なぜ、ヒアルロン酸注射を打っても膝の痛みが改善されないのか?
その理由と改善策について、詳しくお伝えしていきます。
この記事の目次
ヒアルロン酸ってそもそも何なの??
こんにちは。大阪市住吉区にある膝の痛み治療院【リーフはりきゅう整体院】ヒアルロン酸とは、もともと眼球のなかにある硝子体というところにある成分として見つかりました。
ネバネバとしたもので、筋肉や皮膚、軟骨などを構成する主成分となっています。
人間は無数の細胞でできていますが、これらがバラバラにならないようにつながっているのは、このヒアルロン酸のおかげなのです。
また、ヒアルロン酸は水分をたくさん蓄えられるので、皮膚に潤いを与えてくれます。
このように皮膚などに潤いを与えてくれることで有名な成分なので、関節内に打って何の意味があるのかわからない方が多いのではないでしょうか?
関節内にあるヒアルロン酸は上の図にある「滑膜」というところから産生され、関節液(滑液)の中に含まれています。
先ほどは皮膚に対しての働きでしたが、関節内のヒアルロン酸の働きとしては、関節の動きを良くしたり、クッションのように衝撃を吸収する働きがあります。
他にも、関節内にある軟骨は血管や神経が通っていないので、このヒアルロン酸を栄養素にしています。
つまり、ヒアルロン酸の成分のおかげで、関節内にある軟骨や半月板などの組織に負担がかからないように守ってくれる上に、これらの組織の栄養素となっているのです。
このヒアルロン酸は若いうちは自然と体から産生されて満ちているのですが、20歳を境に年齢とともにどうしても関節内の濃度は低下してきます。
年とともに皮膚に潤いがなくなってくるのもこのためです。
それを補って関節内のクッション作用を高めて負担がかからないようにするために、膝の痛みがあると注射で関節内に打つことが多いのです。
なぜ、注射を打っても痛みが改善されないのか
先ほどの話を聞くと、ヒアルロン酸を関節内に注射すると、関節の動きが良くなる上にクッション作用が高まるので、膝の痛みが落ち着きそうな気がしますよね。
注射は効きそうなイメージがありますし、
「これだけ痛い思いして注射受けてるんだから、効果あるだろう!」
このように期待して毎週整形外科に通院されてるのではないでしょうか。
しかし、整形外科に行ってヒアルロン酸注射を打っても、その時は少しマシでも、結局は膝の痛みが出てしまい改善されない方が多々おられます。
これ、なぜだと思いますか?
注射で打つヒアルロン酸は自分の身体で産生されたものを入れるわけではなく、人工的に生成されたものです。
そのため、成分は同じでも私達の身体からしたら異物が注入されたことになります。
異物が膝の関節になじむわけもなく、体内で自然と消えてしまいます。
何度もヒアルロン酸注射を打ちにいかなければ行かないのはそのためです。
また、狭くなっている関節内に注射をしてもしっかりと届くわけではなく、関節の滑りが改善されるわけではありません。
そのため、整形外科に行ってもなかなか膝の痛みが改善されないのです。
膝の痛みの原因は本当に関節内なのか?
ここで少し疑問に思ってほしいのですが、膝の痛みの原因が関節内なら、人工的に作られたヒアルロン酸注射が馴染みにくいとはいえ、効果を発揮するはずですよね。
しかし、何度注射を打ちに行っても膝の痛みが改善されない。
これ、おかしくないですか?
整形外科でレントゲンをみて、
「関節の隙間が狭くなって軟骨がすり減っていますね。これが痛みの原因です。」
このように言われたことを信じていたり、テレビや雑誌の情報から、「膝の痛み=変形や軟骨のすり減り」と信じ込んでいませんか?
もし関節内の変形や軟骨のすり減りが原因なら、関節内のクッションとしての働きを発揮するヒアルロン酸注射はそれなりに効果を発揮してくれるはずです。
しかし、何度注射を打っても膝の痛みが改善しない。。
痛みは身体から発せられる「お知らせ」なので、そのお知らせを出す原因が必ず存在します。
もし、3ヶ月も4ヶ月もヒアルロン酸注射を打ちに行っても膝の痛みが変わらないのなら、原因は関節内ではなく、まったく別である可能性が高いのです。
関節ではない別の原因を見つけ出して正しい対処をしてあげる。
そうしない限り、いつまでたっても膝の痛みは改善されないのです。
どうすれば膝の痛みは改善されるのか
では、膝の痛みを引き起こす「本当の原因」は何なのか?
一般的に言われている膝の痛みを引き起こす原因として、
- 1.筋力不足
- 2.体重
- 3.加齢
- 4.膝の変形
などが良く言われますよね。
ただ、先ほどもお伝えしましたが、長年膝の痛みを抱えた患者さんを診ていると、関節内の変形を引き起こす上記のような原因にはほとんど関係がないということです。
・筋肉がしっかりしていても、膝の痛みを抱えている方はおられます。
・太っていても膝の痛みを感じない方もおられます。
・80歳でも元気に歩いている方もおられます。
・関節が変形していても膝の痛みがまったく出ない方もおられます。
これらが原因ならば、ほとんどの方が痛くなってもおかしくありませんよね。
では、何が原因で膝の痛みが出ているのか?
臨床でみていて主に以下のような原因が考えられます。
日常生活の中で膝に負担をかける姿勢になっている
身体のアンバランスで膝に負担がかかりやすくなっている
膝関節を正しく使えていない
この3点により、
・関節内にある滑液が分泌されにくい状態になり、ヒアルロン酸の濃度が低下している
・筋肉や関節周りの組織が緊張している
このような状態になっている可能性があります。
特に痛みにつながる原因として多いのが、筋肉や関節周りの組織の緊張です。
膝に負担のかかりやすい日常生活が、膝周りの緊張を高めてしまいます。
つまり、膝の痛みを改善したいなら、外からヒアルロン酸注射で補うのではなく、膝に負担をかける根本の原因を解決していく必要があるのです。
そうしなければ、痛みを引き起こしてある膝周りの筋肉の緊張はいつまで経っても改善されないですよ。
大阪にあるリーフはりきゅう整体院が考える正しい改善法
大阪市住吉区にある当院には、
「整形外科に行くけれど、いつまでたっても膝の痛みが良くならない」
「膝に水が溜まるので、水を抜いてヒアルロン酸注射を打ちにいくのですが、全然良くならない。」
などの悩みを持った方が数多く来院されます。
その中のほとんどの患者さんが、
・「本当に整形外科に通って、膝の痛みは良くなるのだろうか?」
・「あれだけ痛い注射を打ってるのに、何で痛みが変わらないの?」
このような疑問を抱いています。
痛みがいつまでも変わらない方の為にはっきり言うと、整形外科などで膝の水を抜いたり、薬や注射をしても改善がみられない場合は、膝に負担をかけている原因が解消されていない可能性が高いです。
最近来られた患者さんを例に出すと、
看護師の仕事をされている47歳の女性。仕事中に膝に痛みを感じ、その後急に腫れが出てきた。整形外科に6回受診して、水を抜いてヒアルロン酸注射を打つが腫れはいっこうに引かず、歩くのも困難な状態で来院されました。
問診をして詳しく検査で調べていくと、確かに膝のお皿の上が腫れていて炎症をおこしている状態でした。
そこで、いろいろ調べた結果、その患者さんの大きな原因は膝以外の部分にありました。
それは、股関節と足関節の問題と、上半身の歪みだったのです。
これらの要因が過度な膝への負担につながり、膝周りの筋肉が緊張して痛みが強く出ていたのです。
その後、その原因に対して調整を行い、現在では膝の水も溜まらなくなり、仕事に復帰することができました。
膝の炎症を引き起こす原因のほとんどが、他にあることが多いです。
当院では、初回の時に30分程度の問診と検査で、何が原因で膝に負担をかけているのかを徹底的に探していきます。
そこで出できた原因に対して正しい治療をおこなうので、膝の痛みや腫れを軽減することができるのです。
追記
ヒアルロン酸注射を打っても膝の痛みが治らない理由と正しい改善方法についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
軽い膝の痛みぐらいならヒアルロン酸注射の対処療法だけでも痛みが軽減するケースはあります。
しかし、それは根本から解決できていないので、結局はまた痛みにつながってしまいます。
もし、3ヶ月も4ヶ月も整形外科に通っているのに膝の痛みが改善されない。
「このまま痛みが治らなくて足腰が弱っていったらどうしよう。。」
「まだまだ仕事したいし、旅行にも行きたいから膝の痛みをどうにかしてほしい。」
このような悩みをお持ちなら大阪にあるリーフはりきゅう整体院にお越しください。
初回に30分の問診と検査で、膝の痛みが治らない原因を徹底的に調べていきます。
あなたは整形外科に行って、ちゃんとした問診と検査を受けてきましたか?
それができてもいないのに、ヒアルロン酸注射だけで痛みを根本から取り除くのは不可能ですよ。
本気で膝の痛みを改善してほしい。
そのような方の来院をお待ちしております。