ロキソニンを飲んでも膝の痛みが軽減されないと「このまま良くならないのかな」と不安になりますよね。
実はロキソニンが効かない場合、ある3つの理由が考えられます。
この理由に対して正しい対処をすることで膝の痛みは解消されてきます。
この記事では、その3つの理由と理由ごとの新しい対処法について膝の痛み専門でみている私が詳しく解説していきます。
不安なく立ち上がったり歩いたりできるようになるためにも、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の目次
痛みにロキソニンが効かないのはなぜ?
こんにちは。大阪市住吉区にある膝の痛み治療院【リーフはりきゅう整体院】
院長の笹原健太郎です。
ロキソニンは痛み止めなので、飲めば膝の痛みが治ると思いますよね。
「治ると思って期待して飲んだのになんで全然効かないの?」
この記事をご覧のあなたは不安に思われていると思います。
なので早速、膝の痛みにロキソニンが効かない理由をお伝えしていきますので、自分が当てはまると思う理由を見つけていただき、その理由に対しての対処法を実践してみてください。
①薬が効かないぐらい強い炎症が起きている
ロキソニンは炎症を和らげる作用があります。
膝関節に過度な負担がかかるとこの炎症反応が出るため、ロキソニンを飲むことでこの炎症による痛みを抑える効果があります。
しかし、この炎症反応がひどくなりすぎると、痛みを抑え切れない位になりロキソニンを服用しても痛みが解消されないのです。
もし安静にしていてもズキズキと疼く、腫れや発赤、熱感などの症状がある場合、強い炎症が起きている可能性があります。
当てはまる場合はロキソニンの服用だけではなく、今からお伝えする対処法も並行して行うようにしましょう。
【炎症症状に対する対処法】
炎症症状がある場合まずやるべきなのがアイシングです。
アイシングと言っても、冷湿布を張るなどでは効果がありません。
●ビニール袋に氷水を入れる
●アイスノンや氷嚢
などを使用し10分から15分ほど膝関節全体をしっかりと冷やしてください。
ただ、冷やしすぎるとよくないので、10分〜15分たったら30分〜40分アイシングせずに安静にする。
これを繰り返し強い炎症反応を抑えるようにしましょう。
②膝の痛みが慢性化している
実はロキソニンが効かない膝の痛みの多くはこの理由2のケースが多いです。
この慢性化している1番の原因は、膝関節の周りにある筋肉が硬くなっていることにあります。
筋肉が硬くなると血管が圧迫されてしまい血流が悪くなります。
血流が悪くなることで、脳に痛みとして伝えるのです。
では、なぜ筋肉が硬くなる慢性化した痛みにはロキソニンが効かないのかと言うと、炎症反応以外の痛みには効果がないからです。
【慢性化した痛みに対する対処法】
理由1の炎症が起きているときは血流を悪くするためにアイシングしたのですが、筋肉の硬さが原因の場合は血流を良くする為にしっかりと温める必要があります。
●お風呂にしっかりつかる
●膝関節の周りにカイロを貼ったりホットパックで温めたりする。
●膝関節の周りにお灸をする
●自転車こぐなど関節の曲げ伸ばしの量を増やす
などを積極的に行い筋肉をしっかり柔らかくしましょう
③ロキソニンに依存している
ロキソニンを膝の痛みが出ないよう予防で服用していませんか?
例えば
●今日は歩くの量が多いから膝の痛みが出ないように薬を飲んでおこう。
●テニスの途中で痛くなりたくないから薬を飲んでおこう。
このように膝の痛みをごまかすために過剰に服用しすぎると、その間に膝に過度な負担をかけてしまい、膝の痛みを悪化させしまってるケースがあるのです。
【薬の依存に対する対処法】
この場合、できるだけ薬の服用を少なくしながら日常を過ごしてみてください。
そこで今の膝関節はどれぐらいの負荷に耐えれるのかを痛みによって知る必要があります。
もし運動量を多くして膝の痛みが悪化するなら過度な運動は避け、痛みが出ない範囲でケアを行い、膝の痛みの根本原因を解消していくことを優先させましょう。
薬を飲めば膝の痛みが根本から解消されるわけではない
膝の痛みを治すのに重要なのは、ロキソニン等の薬に頼るのではなく痛みを引き起こす根本の原因を解決することです。
なぜなら、いくらその場で膝の痛みを抑えたところで膝に負担をかけている要因が解決されなければまた痛みを繰り返すからです。
例えば、膝関節は股関節や足関節の影響を受けます。
股関節や足関節がしっかり動いてくれるおかげで膝の関節には負担がかからないようにできています。
ただ、日常生活で座っている時間が長くなり股関節を固めてしまったり運動不足で足首を固めてしまったりすると、膝関節への負担が増して強い膝の痛みにつながってしまうのです。
この場合、いくらロキソニンを飲んでも、股関節や足関節を固める日常生活が変わらなかったり、関節を動かすケアができていなければ膝の痛みは根本的に解消されないですよね。
もちろん、強い痛みに対しては一時的に薬に頼ってもらっても大丈夫ですが、それと同時に膝の痛みを引き起こす根本的な原因をしっかり解決するようにしましょう。
まとめ
膝の痛みにロキソニンが効かない理由についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
最後にまとめると
ロキソニンが効かない理由は大きく3つある
1つ目の理由は薬が効かないぐらい強い炎症が出ている→しっかり患部を冷やして炎症を抑える
2つめの理由は膝の痛みが慢性化している→膝周りをしっかり温める
3つ目の理由は薬に依存している→痛みをごまかす為の服用は避ける。
ロキソニンを飲むことで膝の痛みが解消されるわけではない。股関節や足関節など膝の痛みの原因となるところをしっかりケアすることが根本的な解決につながる。
以上になります。
ただ、もしお伝えした対処をしても膝の痛みが解消すれていない場合、かなり症状が悪化している可能性があります。
もし強い痛みで不安なら自己判断せず、膝専門で見ている先生に膝の状態を見てもらい、指示を受けるようにしましょう。
【追伸】
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