こんにちは。大阪市住吉区にある膝の痛み治療院【リーフはりきゅう整体院】
院長の笹原健太郎です。
「膝の痛み」と一言でいっても原因は様々です。
その原因をみつける上で重要になるのが、あなたの痛みの症状がどの部位に感じるのかです。
ここでは膝のお皿を中心に上下左右に分けて、それぞれの部位で痛みが起こる原因について詳しく説明していきます。
ただし、ここで紹介する原因はその部位に症状を引き起こしやすいものだけ記載しています。
他の原因の可能性も考えられますので、あくまで参考程度にしてください。
この記事の目次
1 お皿の上に症状がでやすいもの
◆変形性股関節症
膝の上、股関節、お尻から太ももにかけて痛みを感じる。
30〜50代の女性に多く、股関節の動きの制限やひどいと足を引きずって歩くなどの症状がでてしまいます。
◆膝蓋大腿関節症
お皿の太ももの骨の関節「膝蓋大腿関節」で炎症がおこり、膝の上あたりに痛みを感じます。
膝のお皿が大きくずれている感じがしたり、腫れやこわばりなどの症状がみられます。
2 お皿の下に症状がでやすいもの
◆ジャンパー膝
膝のお皿とすねの骨につながる膝蓋腱に炎症を起こし、お皿の下の際に痛みや腫れを感じます。
10〜20代のバレーボールやバスケットボールなどのジャンプして着地する頻度が多いスポーツをしている子に多くみられる膝の痛みです。
運動や膝を酷使すると悪化しやすいので、痛みがひどい場合はあまり無理をしないようにしましょう。
◆オスグッド・シュラッター病
10〜15歳の成長期によくみられるいわゆる「成長痛」です。
お皿の下のすねの骨の際に痛みがあり、骨のふくらみや腫れがある人もおられます。
スポーツをする子供に特にみられ、正座したときや膝を深く曲げた時に特に痛みがでます。
症状が悪化するとちょっとお皿の下に当たっただけで激痛を感じる場合もあります。
お皿の内側に症状がでやすいもの
◆鵞足炎
太ももにある3つの筋肉の腱が骨に付着する部分に痛みを感じる障害です。
症状は膝の曲げ伸ばしや、膝をいっぱいまで伸ばした時に膝の内側から膝下にかけて痛みを感じます。
運動やスポーツで膝がうちに入っる動作が多かったり、膝から下が外側にひねられる動作が多いと腱同士に摩擦が起こり炎症を起こす原因になってきます。
◆タナ障害
膝のお皿と太ももの骨の間にある膜(タナ)が炎症を起こす障害です。
10〜20代の女性に多く発症し、スポーツ時などにお皿の内側に痛みやひっかかりを感じます。
中には、「コキッ」などの音がする場合もあります。
お皿の外側に症状がでやすいもの
◆ランナー膝(腸脛靭帯炎)
名前の通り陸上の長距離選手に多くみられ、太ももの骨の外側の骨と靭帯が摩擦をおこし炎症をおこしてしまいます。
膝の変形やO脚になるとさらに外側に負担がかかりやすくなり、痛みが出やすくなります。
まとめ
他にも膝の内側と外側にある靭帯の損傷や、変形性膝関節症、骨肉腫(骨のがん)など痛みの原因は様々です。
今回のブログ記事で自分の膝の痛みは何が原因なのかを知っていただければなと思います。
もし、自分がどの症状なのかわからない時は、近くの整形外科や整骨院、整体院などの専門家を受診して詳しい原因を教えてもらうようにしましょう!
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